スラブ神話に登場する怪物伝説!口頭伝承で資料が少ない現状

スラブ神話には多くの怪物伝説が存在するようです。

ほとんど口頭伝承で資料がないですが、なにかあったのでしょうか?

スラブ神話に登場する怪物伝説

紀元前9000年前にできたとされるスラブ神話。

石器時代にまでさかのぼる古い怪物伝説は、悪魔や悪霊が沢山いたのでしょうか?

代表的なスラブ神話に登場する怪物を紹介します。

子供を連れ去る悪霊アンチュトカ

引用:bestiaria.ru

古い悪霊の一つで、アンチュトカと名前を言ったり叫んだりするとうめき声で人々を怖がらせるという。

姿を変えて言葉巧みに子供を森の奥へ引き込み連れ去る恐ろしい悪霊。

人間を食べる魔女バーバガヤー

引用:wikipedia

鶏の足がついた小屋に住む魔女で、子供を森の中へ誘い込んでは食べてしまう恐ろしい怪物。

非常に物知りな魔女で気に入った、勇敢な人間に対しては手助けをする。

人を食らうグール

引用:bestiaria.ru

自殺した人間が蘇って家族や親戚、友人などを襲う怪物。

自殺者はお墓へ埋葬せず外に放置する習慣だったためとされるが、グールにならないように死者の心臓に杭や刃物を突き刺す場合もあるという。

女性の顔の鳥アルコノスト

引用:wikipedia

テッサリア王女アルキュオネーが夫の死を知って海に身を投げ出し、鳥の姿に変化した怪物と言われている。

天国からの使いとして人間界に現れ魂を奪いとる。

美しい声の持ち主で、海岸で卵を産み海底に落とすが孵化すると嵐がおきる。

精霊ルサールカ

引用:wikipedia

水の事故で亡くなった少女が水の精霊になった。

豊作の精霊として崇められている一方、綺麗な少女の姿になっては男性を誘い命を奪う怪物とも言われている。

悪魔になった黒の神チェルノボグ

引用:wikipedia

地球の大地や海を造った神の一人で軍事の神だったが、光を司る白い神との戦いに敗れ地上に落とされ悪魔になった。

勝利のために家畜や囚人の生贄としてささげられたという。

死の目を持つヴィイ

引用:wikipedia

悪い行いを見つけ命を奪う恐ろしい怪物。

地下に棲んでいて、どんな嘘も見渡せる特殊な目をもっている。

ちなみに目は当人一人では持てないほどの重さだという。

呪術師の呪い狼男

引用:mifolog.ru

呪術師を侮辱した腹いせに家族親戚をまとめて狼に変えられたと言い伝えられる怪物。

狼に変身するには、切株にナイフを突き刺し宙返りして飛び越すと変身できるというが、もしナイフを盗まれたりすると一生姿は狼のままだという。

スラブ神話の貴重な資料『ヴェレスの書』

1919年にウクライナ東部ハリコフでロシア軍の中尉フョードル・イセンベクによって発見された『ヴェレスの書』。

木の板に文字が刻まれていて、一部は腐って読み取れない状態だった。

1925年に彼はブリュッセルに定住し、スラブ神話を研究するユーリー・ミロリュボフに板を引き渡したとされる。

1941年にナチスドイツがブリュッセルを占領、イセンベクも亡くなり貴重な資料も一緒に失ってしまった。

しかし、ミロリュボフは何枚かコピーをとっていた。

※内容については後日追加いたします。

まとめ

スラブ神話に登場する怪物の数は非常に多くてまとめきれませんが、いかがでしたでしょうか?

ほとんどが森や水に関わっているような気がします。

何世紀もの間口頭伝承であったため信憑性に疑いがありますが、子供が一人で森や水辺で遊ばないようにと注意を促すためだったかもしれませんね。

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