ケルト神話の妖精レプラコーンは存在した!?アイルランドの侵略の歴史から考察する

アイルランドには、レプラコーンという妖精がいるということで調べてみました。

映画『ハリーポッターと炎のゴブレット』でレプラコーン金貨として登場した妖精で、老人のような容姿に緑のスーツ姿、よくパイプをくわえた紳士的な特徴で描かれることが多いそうですよ。

ケルト神話に登場するレプラコーンは幸運の妖精!?

引用:wikipedia

ケルト神話に登場するレプラコーン。

呪術を使うダヌ神族とミレー族の闘いにヒントがありましたのでまとめてみます。

ケルト神話の要約

ケルト神話の『侵略の書』によると、アイルランドに最初に上陸したのはノアの子孫フィンタンだと伝承されており、次に島に上陸したのはパルトローン族だという。

一族は森を切り開いて島の開拓を進めたのだが、太古の昔から島に住んでいたフォモール族(巨人族)と戦いになりパルトローン族は滅ぼされてしまった。

次に島にやってきたのはネウェド族。パルトローン族と同様に島の開拓を進めていたが、フォモール族(巨人族)が現れ滅亡寸前まで追いやられたが残った数人で東側に逃げ、静かに暮らしたとされる。

次に島に上陸したのがダヌ神族。

ダヌ神族は魔法のような不思議な呪術を使う一族で、伝説の宝のヌアザの剣、ルグ神の槍、聖なる石、再生の大釜などを持っていた。ダヌ神族は皆が恐れるフォモール族(巨人族)にひるまず戦い勝利。

何百年もの間アイルランドを支配し続けたとされる。

しかし、武力に長けたミレー族がやってきてダヌ神族の首都を攻撃。ミレー族が勝利しアイルランドを支配したとされる。

生き残ったダヌ神族は地下に移り住んだため、姿を見たものはいない。

伝承によると、ダヌ神族は不思議な力から妖精の世界と人間の世界を行き来していると言われているようです。

その後、魔法のような不思議な力をもっているダヌ神族は、妖精レプラコーンと言われるようになったと思われる。

ちなみにケルト神話と呼ばれるようになったのは、古代ローマ人が謎が多いアイルランド人をケルト人(未知の人たち)と呼んでいたためだと言われている。

レプラコーンの棲家について

アイルランド全土に生えている木の根元にレプラコーンは住んでいると言われている。

甘い匂いを出すサンザシの木、薪に最適なトネリコの木の根元が有力候補。

魔法によって作られた針ほどの穴からレプラコーンは現れるとのこと。

人間に対して善人でも悪人でもない中性的な存在であるが、レプラコーンが住んでいる木を傷つけたり破壊すると仕返ししてくると言い伝えられているため、現地の人々は周囲を石で囲んで特別保護しているそうですよ。

引用:yourirish.com

レプラコーンの有名な伝説

宝物を入れた金の壺

レプラコーン伝説で有名な話に、虹のふもとに金貨を隠した壺がある。

しかし虹のふもとに近づくことは不可能のため絶対に見るけることはできない!

その際はレプラコーンを捕まえるしか方法はないという。

音色と靴を叩く音

レプラコーンが近くにいると遠くからハンマーで靴を叩くような音がするとのこと。

彼らはアイルランドの靴職人や伝統的な音楽に合わせて踊ったり演奏したりするそうです。

いたずら好きの妖精

レプラコーンは非常にいたずら好き。

幸運と手にした人間に対して急にどん底をに陥れたりすることがあるので注意が必要です。

幸運の妖精

レプラコーンを捕まえると3つの願いが叶う。

まるでドラゴンボールのナメック星の神龍みたいです。

レプラコーンが緑色の理由を考察

引用:wikipedia

聖パトリックの日という記念日を知っていますか?

アイルランドにキリスト教を広めた聖職者パトリックの命日として、3月17日に行うお祭りなんですが、幸運をもたらすレプラコーンをイメージした緑色一色になるそうです。

緑色のコスチュームを着たり、緑色の食べ物や飲み物を飲んだり、とにかく緑色を強調としたお祭り。

レプラコーンとシャムロック(緑色)のかけ合わせ

なぜレプラコーンは緑色イメージなのか?

恐らくシャムロックという草の色に影響されたかもしれません。

大昔ケルト人は生け贄や人肉を食べると強くなると信じられていたドルイド教を崇拝していたため多くの人々が亡くなったことでしょう。

そのような時代に聖パトリックの日の主役でもある聖職者パトリックは、キリスト教を広める目的として、三つ葉のシャムロックという草を用いて『三位一体(父なる神、子キリスト、聖霊)』をケルトの王に説明した。

そして多くのドルイド教信者が心改めキリスト教に改宗し、無駄に命を奪う行為はなくなったのです。

引用:wikipedia

聖職者パトリック死後、市民はシャムロックを身に着けキリスト教を信仰し続けたが、18世紀になるとアイルランドはイギリスの支配下になりシャムロックを身に着けることを禁止。

そこでアイルランド人は、幸運を呼ぶと信じられていた妖精レプラコーンとキリスト教信仰のシャムロックの緑色を掛け合わせた形が出来上がったのかもしれません。

まとめ

妖精レプラコーンについて考えてみましたがいかがでしょうか?

幸運をもたらすレプラコーンとして、今でも信じられている妖精。

神族とのつながりなどアイルランドには面白い伝承が多く残っているようです。

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