りゅう座の「星座神話」が面白い!モデルとなった守護竜ラドンとは?ギリシャ神話は?黄金の林檎で戦争になった?

りゅう座は天文学者クラウディオス・プトレマイオスが作ったトレミー48星座。

ギリシャ神話における、りゅう座の物語や伝承を掲載しています。りゅう座のモデルになった情報も掲載しているので、ぜひご覧ください。

(シドニーホール-ウラニアの鏡-りゅう座とこぐま座-PD-US)

りゅう座のモデルは黄金の林檎の守護竜ラドン

ラドンとは女神ヘラのペットにして、黄金の林檎を守る怪物。黄金の林檎を食べると不死になる伝説の果実で、へスペリデスの園に植えられた伝説の果実の狙った人間から守るため怪物ラドンを配置した。

(Nicolas Vollmer from Munich [Allemagne]/CC BY 2.0)

ラドンの頭は100頭もあって昼夜問わず眠らない。口からは火を吐くため容易に黄金の林檎の木に近づくことはできないとされる。

黄金の林檎の場所を知る巨神アトラス

黄金の林檎と言えば、エウリュステウス王が英雄ヘラクレスに与えた12の難行のうち11番目で挑んだ伝承が有名。

(アトラスを支援するヘラクレス/CC0 1.0)

黄金の林檎は、西の最果てへスペリデスの園にあるといわれていたが、場所を知らないヘラクレスは唯一場所を知る巨神アトラスに相談した。アトラスは当時、オリンポスの神々に敵対した一族として天空を支える重い罰を与えられていた。

重罪からを逃れるためアトラスは、天空を支える役目をヘラクレスが代わってくれたら、自分が黄金の林檎を持ち帰ると約束をした。

(天を支えるアトラス/PD-US)

数日後アトラスが黄金の林檎を持ってきた時、ヘラクレスは交代するように言った。するとアトラスは自分がエウリュステウス王に黄金の林檎を届けるというのです。

冷静に考えると、一生天空を支え続ける辛さは逃げたいと考えるのは普通でしょう。

身動きが取れないヘラクレスは天空の位置を変えたいので一瞬だけ代わってほしいとアトラスにお願いした。アトラスはちょっとだけのつもりで天空を受け取った。そのとたんヘラクレスは黄金の林檎を奪い逃げてしまったという。

守護竜ラドンと英雄ヘラクレスの戦い

別の説では黄金の林檎を守るラドンと戦った英雄ヘラクレスの神話も有名。

(Rod Waddington from Kergunyah, Australia/CC BY 2.0)

伝承によるとエウリュステウス王の指示により12の難行の黄金の林檎を持ち帰ることを約束したヘラクレス。ラドンは昼夜問わず黄金の林檎を守り続けていたが、ヘラクレスの放ったヒュドラの毒矢が刺さり死んでしまった。ラドンが流した血が地面に落ちると、それぞれ樹の集合体となりドラゴンツリーになったという。

女神ヘラは、命をもって生命の樹を残したラドンへの功績を称えるため星座のりゅう座に配置した。

守護竜ラドンの出生

ラドンの出生を調べてみました。口頭伝承が多いギリシャ神話のためいろいろ説がある。

エキドナとデュポーンから産まれた説

(Yellow.Cat from Roma, Italy/CC BY 2.0)

デュポンとは、ゼウスに匹敵するほど強大な力を持つ怪物である。また、エキドナとは上半身が女性で下半身が大蛇のような半蛇怪物。

ギリシャ神話に登場する多くの怪物産んだとされるエキドナは、ラドンも子供のひとりだという。

女神ガイアが生み出した説

女神ガイアとは大地の神。大地を作り出した際に、怪物デュポンと共に生み出されたのが怪物ラドンという伝承もある。

黄金の林檎とは?

ギリシャ神話によると、大地の女神ガイアがゼウスとヘラの結婚を祝うため黄金の林檎の木を贈ったとされる。

(Edward Calvert/PD-Art)

黄金の林檎を食べた者は、二度と空腹や病気になることはない。いわゆる不死の呪いを受けるということです。

大切な人が死にゆく中、黄金の林檎を食べたものは食事もする必要もなく醜い姿になっても一生生き続けるからだと思われる。

トロイア戦争を引き起こした黄金の林檎

(トロイの崩壊とアイネイアースの脱出/CC0 1.0)

不和の女神エリスは、英雄ペレウスと海の女神テティスとの結婚式に招待されなかったことに激怒し、黄金の林檎をもぎ取り招待者に投げつけたため騒動となった。

その後、ヘラ、アテナ、アプロディテの三女神によるトロイア戦争のきっかけを作ったという。

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