おひつじ座の「星座神話」の金羊毛!モデルとなった黄金の毛の羊とは?ギリシャ神話は?アルゴの探検隊とは?

おひつじ座は黄道十二星座(12星座)と天文学者クラウディオス・プトレマイオスが作ったトレミー48星座になります。

ギリシャ神話における、おひつじ座の物語や伝承を掲載しています。おひつじ座のモデルになった情報も掲載しているので、ぜひご覧ください。

(シドニーホール-ウラニアの鏡-牡羊座ときたばえ座-PD-US)

おひつじ座のモデルは黄金の毛の羊!?

黄金の毛の羊は、オリンポスの神ヘルメスが下界に遣わした伝説の生き物。空を飛ぶことができる神獣で、義母より命を狙われた双子の兄妹を救った伝承があります。

(commons.wikimedia)

黒海を渡りコルキスまで逃げた後、乗ってきた黄金の毛の羊は、生贄となり天に召されおひつじ座に置かれた。

黄金の毛の羊を送る神ヘルメス

黄金の毛の羊とは、神が所有する神獣で、ゼウスが指示しヘルメスが世話をしていたようです。

(commons.wikimedia)

義母の策略により命を狙われた双子の兄妹は、オリンポスの神々に助けを求めた。

神ヘルメスは話を聞き入れ、下界に空飛ぶ黄金の毛の羊を送った。黄金の毛の羊の背中に乗った二人は、太陽が昇る方角へ飛び立っていったという。

義母による兄妹の殺害計画

テッサリアの王アタナスと女神ペネレから産まれた双子の兄プリクソスと妹ヘレ。

アタナス王はテーパイの王女イーノーに心ひかれ、妻ネペレを捨てイーノ―と再婚した。後妻イーノ―は前妻の子供たちが邪魔だったため殺害計画を企てるのです。

最初に、彼女は王国の作物が育たないように種に細工をし、人々が飢餓で苦しむように仕向けた。それから彼女は王国の祭司と結託し、飢餓を回復させるには前妻の子供たちを生贄にしなければ国が亡びると王に告げた。

命の危険を感じた兄妹は、母ペネレの力を借りてオリンポスの神々に助けを求めた。そこに現れたのが神獣の空飛ぶ黄金の毛の羊だったのです。

兄妹のその後について

黄金の毛の羊は兄妹を背中に乗せ飛び立った後、どうなったのか調べてみました。

妹ヘレ―は黒海で溺れ命を落とす

(Gary Todd from Xinzheng, China/Public Domain Mark 1.0)

羊の背中に乗った兄妹は黒海を渡った際疲れて眠ってしまった。。兄の手が離れ妹が目を覚まし海を覗きこんだ時、誤って海に落ち溺死。

海に落ちた瞬間、兄が気づいたかどうかはわからないが、荒れた海で救助できなかったのだと思われる。

その後、ヘレスポントス海(ヘレ―の海という意味)と呼ばれ、今ではダーダネルス海峡と言われているそうです。

兄プリクソスはコルキスの王女と結婚

その後、コルキスに到着した兄プリクソス。コルキスの王に認められ王女と結婚することになった。

おひつじ座になった黄金の毛の羊

ギリシャ神話によると、黄金の毛の羊は生贄にされ、おひつじ座となったと言われている。

(ルカ・ジョルダーノによる金羊毛騎士団の創設/PD-US)

コルキスの王女を結婚した兄プリクソスは、これまで助けてくれた黄金の毛の羊を神にお返しするため生贄にします。

肉は食べ、黄金の毛は金羊毛として王国の秘宝となった。金羊毛をコルキス王に渡した後、眠らないドラゴンに昼夜問わず守らせたという。

ちなみに生贄は残酷に思われますが、古代ギリシャでは天に戻ると信じられていたようで神聖な儀式でした。

アルゴの探検隊と金羊毛

(テティスが案内するペレウスとテラモンのアルゴの探検隊/PD-US)

ジェイソンとギリシャ神話の英雄を多く乗せたアルゴの探検隊は、テッサリアの王イオルコスの地位を守るため金羊毛を探す探検記。

長い旅路でアルゴの探検隊はついにコルキスに到着する。金羊毛を見つけた一団であったが、火を吐くドラゴンが金羊毛を守っていた。

名のある英雄をメンバーにそろえていた一団は、何とか守護竜を倒し金羊毛を獲得。無事にテッサリアに秘宝を持ち帰ったという伝承です。

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