ギリシャ神話の始まり。カオスから生まれた神、女神とは?

カオスは、ギリシャ神話で最初に登場した男神でも女神でもない何もないところから現れた両性具有の神。オリュンポスの3神ゼウス、ポセイドン、ハデスや英雄ヘラクレスなど、みんなカオスの子孫なんです。

そんな、カオスの子供たちについてまとめてみます。

カオスが生んだ子供たち

ガイア:大地の女神

カオスから最初に生まれた大地の女神ガイア。

ガイアはカオスと同様に両性具有の女神で、大地そのものだったり地球そのものだったようです。

ギリシャ神話でかなりの数の神々を生んだ、超がつくほどの子沢山な女神です。

タルタロス:奈落の神

タルタロスは、地下の深淵を支配する奈落の神です。

かんたんにいうと冥界の最奥を支配していた神で、飛び込んだら最後、二度と戻れないほど深い場所を支配していました。

暗闇世界・・どんなおぞましい姿なのか・・・怖い。

エロス:愛の神

エロスは、愛を象徴したキューピットのような神。

キューピットの矢を持っていて刺さったら、急に愛情が芽生えるそうです。

胸が痛いほどキュンとなるんでしょうね(笑)

エレボス:暗黒の神

エレボスは暗黒の神。

冥界の暗闇世界を支配していた神で、奥底にはタルタロスが支配する奈落があったんです。

どっちも暗くて怖いな・・・。

ニュクス:夜の女神

ニュクスは、夜を象徴する女神。

美しい姿で描かれていますが、死や苦悩の神や女神を次々と生んでいて、実はゼウスも恐れるほど怖い存在だったようです。

ゼウスからみて鬼叔母って感じなんかな。

カオスのまとめ

カオスは宇宙空間そのもの!ギリシャ神話の最初の神でした。

カオスが現れてガイアたちを生んでから、以降物語に登場しない沈黙の神みたいですよ。

ガイアが目立ちすぎなのかもしれませんが、宇宙から温かく見守っていたかったんでしょうね。

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