ギリシャ神話のヘラの子供は何人？彼女の性格が遺伝した子供たち

ヘラは、クロノスとレアから生まれた女神。結婚と出産、女性の保護を司る女神として知られています。彼女は天空の神ゼウスの妻であり、オリュンポス１２神の一人です。ヘラとゼウスの間には様々な神話があって、沢山の子供たちが生まれています。

ゼウスとヘラの子供たち

アレス（戦いの神）

アレスは、戦争と戦闘の神で、ヘラとゼウスの子供として生まれた長男です。彼の性格は非常に荒々しく、好戦的な性格で意味もなく破壊を繰り返すため神だけでなく人々からも嫌われ、時には戦争を引き起こすことがありました。

ヘベ（若さと美貌の女神）

ヘベは、若さと永遠の美を象徴する女神で、ヘラとゼウスの娘として生まれました。彼女は神々の飲み物を注ぐ杯を持っていて、母であるヘラの側に常に一緒にいるような母が大好きな女神でした。

エイレイテュイア（出産と分娩の女神）

エイレイテュイアは、出産と助産の女神でヘラとゼウスの娘とされています。彼女は安全な出産を助ける女神で助産師みたいな存在でした。神々のルールでは彼女が立ち会わないと出産できないルールもあったようです。

ヘパイストス（炎と鍛冶の神）

ヘパイストスは、鍛冶と技術の神で、ヘラとゼウスの子供として生まれました。彼は身体に少し障害をもって生まれたため、ヘラは彼をオリュンポスから投げ捨てるが、海の女神たちに助けられました。成長したヘパイストスは天に戻って神々の武器や道具を作る名工として知られるようになりました。

アンゲロス（使者の女神）

アンゲロスは、ヘカテとも呼ばれる使者の女神です。母の口紅を盗み怒られることを恐れて地上に逃げたという話がありました。

エリス（憎しみの女神）

エリスは、争いと紛争を司る女神で、ヘラとゼウスの子供とされています。彼女はしばしば争いの女神として描かれ、特にトロイア戦争において神々と人間たちの争いを引き起こしたのは彼女の策略によるものでした。

ヘラの子供たちのまとめ

ヘラの子供たちについて、まとめてみましたがいかがでしたでしょうか？

ヘラの子供たちは戦争から美、出産までさまざまな領域を司る神たちが生まれていて、ギリシャ神話の世界において重要な存在となっていました。

また、ゼウスが浮気をするたびに相手の女性に嫉妬しては生まれた子供を殺そうするちょっと怖い時もありました。