憎しみの女神エリスの子供たちとは?皆に嫌われ結婚式に呼ばれず憎む!
エリスは、ゼウスとヘラから生まれた争いと不和の女神です。女神テティスとギリシャの王ぺレウスの結婚式に呼ばれなかったことを恨んで、ヘラ、アテナ、アフロディテの中で一番の美女はだれかを競わせ、トロイア戦争のきっかけをつくった女神なんです。
では、彼女が生んだ子供についてまとめてみましょう。
エリスが生んだ子供たち
エリスの子供の父親の名前はわかりません。両性具有の女神なのか、単独で生んだのかも不明です。普段は、冥界の怪物たちと一緒に住んでいるそうです。
ポノス(苦難の神)
ポノスは、勤勉な努力の苦難の神です。学ぶことに対する苦難はこの神の仕業かも。
レテ(物忘れの女神)
レテは、忘却や遺忘の女神です。彼女がいると、画期的なアイデアを考えてもすぐに忘れる。
リモス(飢餓の神または女神)
リモスは、飢餓や飢えの神または女神です。この神がいると、食糧不足や飢餓で苦しむ人が増える。
ヒュスミネ(戦闘の女神)
ヒュスミネは、戦闘や戦争の女神です。相手をイライラさせ、暴力的な争いを引き起こす。
マケ(戦争の女神)
マケは、戦争や戦闘の女神です。彼女がいると、戦争の混乱や破壊をくりかえすようになる。
ポノイ(殺人の神)
ポノスは、殺害や暴力の神です。戦争で殺した時、苦しみや痛みをあたえる。良心が痛むのは彼のおかげか?
アンドロクタシア(殺人の女神)
アンドロクタシアは、殺人の女神です。殺人を犯したとき、罪悪感をあたえる。
ネイコス(口論の神)
ネイコスは、口論や対立の神です。人々の争いに対して、悲しみや苦しみをあたえる。
プセウドス(嘘の神)
プセウドスは、虚偽や嘘の神です。嘘をつき、問題や混乱させる。
ロゴス(噂話の神または女神)
ロゴスは、根拠のない噂話や無駄口の神または女神です。真実かどうかもわからないのに言いふらし周囲を不快な気持ちにさせる。
アムピロギア(口論の神または女神)
アムピロギアは、口論や言葉による争いの神または女神です。言い争いを起こし、雰囲気を壊す。
デュスノミア(不法の神または女神)
デュスノミアは、不法や法の破壊の神または女神です。法の穴から混乱を引き起こす。
アテ(破滅の女神)
アテは、災害の女神です。彼女がいると戦争や争いが絶えない。
ホルコス(誓い神)
ホルコスは、誓いや契約を破る神です。最初から守らない適当な約束ばかりする嘘つき。
エリスのまとめ
エリスの子供たちについて、まとめてみましたがいかがでしたでしょうか? 相手をイライラさせたり、不幸にさせるような子供たちが14人いることがわかりました。嫌われ者の女神ですが、兄のアレスとは仲がよかったようで、エリスはよく一緒に戦場に行ってたそうです。実は子供たちの父親だったりして・・・。